アリススクールコンタクトの支援をしています。

私は、京都でおこないましたスクールコンタクトをきっかけに各地へ出向いて経験を重ねてきました。

国際宇宙ステーションには、アマチュア無線局があります。アマチュア無線は、これら宇宙飛行士の心理的安定を保つための要素のひとつとして、NASA(米国航空宇宙局)始め各国宇宙機関で活動が認められています。油井宇宙飛行士はアメリカでアマチュア無線の資格を取得されました。7月23日に宇宙へ旅立たれて初めての日本の子どもたちと日本語で交信されます。アマチュア無線で音声のみの交信になります。先日、最高気温が35度を超える猛暑にコンタクトにつかうアンテナ設営に行ってきました。

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小学校で選ばれた15人の子供たちが23の質問をもってコンタクトに挑戦します。

ボランティアで関西のアマチュア無線家のオジサン8人が6Mのルーフタワーにアンテナと衛星通信用ローテーターを設営しました。
アンテナは、12エレのクロス八木を2列スタックです。人工衛星や国際宇宙ステーションとの交信には、円偏波のアンテナが適しているためです。

これは、ARISSスクールコンタクトと言ってNASAの教育プログラムの一つで国際宇宙ステーションの業務の一つとして無料でおこなわれています。コンタクトは16時から21時までの日本上空を通過する10分間でおこなわれます。小学校はマンションに囲まれています。

コンタクト当日は、小学生の質問のまえに上級アマチュア無線の資格を持った大人が立ち会うことで小学生は資格がなくても国際宇宙ステーションとの交信に限り交信できます。小学校の体育館に400人以上の人がいらっしゃるとの話を聞きました。

アンテナ設営の模様

コンタクト当日は、小学生の質問のまえに上級アマチュア無線の資格を持った大人が立ち会うことで小学生は資格がなくても国際宇宙ステーションとの交信に限り交信できます。小学校の体育館に400人以上の人がいらっしゃるという事なので緊張しています。

国際宇宙ステーションからの音声は、145.800MHzFMで聞くことができます。ドップラー効果で周波数が3KHz程度かわります。聞こえ始めは、+3KHzで聞こえ終わりは、-3KHzです。