当局は、JARL京都府支部非常通信連絡協議会に入会しています。会費は無料です。京都府には80人前後の個人局がメンバーです。大災害の発生に備えた訓練活動として9月4日(土)に京都府総合防災訓練が宇治市の山城総合運動公園を主会場として行われました。アマチュア無線による非常通信訓練が午前9時より行われ、当局は、常置場所である京都市北区より参加しました。周波数は、総務省制定の非常通信周波数を使います。FMは、145.50MHZ,433.50MHZ,1295.00MHZで、SSBは、144.100MHZです。センター局とコンタクトをとり、情報を伝える訓練を行いました。433.50MHZでは、15エレスタックの八木を使い、停電した想定で1Wのハンディー機で交信できることを確認できました。電文の初めに訓練を3回言います。これは電文の内容は作った物であり訓練であることを示します。電文は都度確認し相手に伝わるようにしなければいけません。その辺がちょっと苦労しましたが無事終了しました。
いつまでたっても初心者の私のラバスタDX交信
それは2010年8月29日(日)JST17:52の事でした。
10MHz帯をスイープするも、雑音ばかりで何も聞こえません。
今日はコンデションが今一つかも。
とりあえず、10MHz帯モノバンド2エレ八木アンテナを東北の方角に向け、北海道・東北地方からのコールバックを期待しつつ、空振り覚悟でスロースピードのCQを10.118MHz付近で出していました。
もちろん、無線機は前回アクティブニュースでご紹介致しました、愛機K1で出力は2W、/QRPでの送信です。
するとCQを出して間も無く、私のコールサイン2回とDE・・・で続くラバースタンプQSOまたはChat QSO方式のコールバックです。
相手局のコールサインはJで始まると準備していましたら、東北・北海道を通り越して、なっ、なんとKL・・・のコールサインが、、、。
東ロシア、韓国、台湾等アジアからのコールバックは過去に経験していますが、英語圏からのコールバックは初めてです。
しかも、私の最近の海外交信スタイルは応答での「599BK」ばかりです。
ここは「599BK」で早々に退散するか・・・。
しかし私のスロースピードに合わせたキーイングでコールバックしてくれています。
これなら、OMの胸を借りて「ラバスタDXQSOができるかも」てなことで、定型文を送信します。
すると定型文で返事が返ってきます。
お相手はアラスカ州アンカレッジにお住まいのMIKEさんという人でした。
天気・気温・無線機・出力・アンテナの紹介に続き、QSLカードの交換の約束をし、約15分間のラバスタDXQSOは終了しました。
ちなみに、RSTは相手局599-自局559でした。
無線機は往年のFT-767/100Wをお使いだそうです。(相手が日本製を使用し、私がアメリカ製を使用しているという、なんとも微妙な感じです)
アンテナは80mダイポールとのこと(3.5MHzのダイポールに10MHzを乗せている?)。
また、気温は10度だそうで、京都は37度、地球を感じる一瞬でした。
そして、この交信で私のラバスタQSOがDXに通用する(させて貰っている?)のが、体験できました。
「599BK」のショートQSOとは違い、異国のOMが電鍵を叩いている姿を想像してのQSOは、味わい深いものが有ります。
10MHz帯と言えば国内交信はCQにJCC/JCGコードを付してのショートQSOが主流ですが、JCC/JCGコードを付さずCQを出して見ると、思いも寄らぬ所からコールバックが有るものですね。
またまた、長文になってしましました。
お付き合いありがとうございました。
GL FB DX 73 DE JH3OQP/QRP
(八木とアクティブが文字化けしていますが・・・)
無線機新発売情報!!
アイコムからIC-9100が10月発売されます。
昨年のハムフェアーで参考出品されていたIC-9100がついに発売されます。内容は、HFから1200MHZまでのオールモードとデジタル無線のD-STARが搭載されています。価格は約30万円とのこと。但し1200MHZはオプション対応です。
ケンウッドからTS-590が10月に発売されます。
HFから50MHZまでのオールモード機で価格は20万前後です。
詳しくは、各社のホームページでご確認下さい。
DURからのコメント:HF機などは、大きいほど良い部品が使われているので、大きいのがよいとOMさんより教えて頂きました。大きいほど使い勝手も良いようにおもっています。機能が限られた安い無線機も発売されていますが、みなさんはどうお思いですか??
DE JM3DUR
バージョンアップをしました。
このブログが動いているwordpress日本語版のバージョンを2.9.2から3.0.1にアップしました。
作業は非常に簡単で、ワンクリックで完了です。特に何処がどう変わったかは小生にもよくわかりません。このソフトは世界中で使われていて、しかも無料です。