それは2010年8月29日(日)JST17:52の事でした。
10MHz帯をスイープするも、雑音ばかりで何も聞こえません。
今日はコンデションが今一つかも。
とりあえず、10MHz帯モノバンド2エレ八木アンテナを東北の方角に向け、北海道・東北地方からのコールバックを期待しつつ、空振り覚悟でスロースピードのCQを10.118MHz付近で出していました。
もちろん、無線機は前回アクティブニュースでご紹介致しました、愛機K1で出力は2W、/QRPでの送信です。
するとCQを出して間も無く、私のコールサイン2回とDE・・・で続くラバースタンプQSOまたはChat QSO方式のコールバックです。
相手局のコールサインはJで始まると準備していましたら、東北・北海道を通り越して、なっ、なんとKL・・・のコールサインが、、、。
東ロシア、韓国、台湾等アジアからのコールバックは過去に経験していますが、英語圏からのコールバックは初めてです。
しかも、私の最近の海外交信スタイルは応答での「599BK」ばかりです。
ここは「599BK」で早々に退散するか・・・。
しかし私のスロースピードに合わせたキーイングでコールバックしてくれています。
これなら、OMの胸を借りて「ラバスタDXQSOができるかも」てなことで、定型文を送信します。
すると定型文で返事が返ってきます。
お相手はアラスカ州アンカレッジにお住まいのMIKEさんという人でした。
天気・気温・無線機・出力・アンテナの紹介に続き、QSLカードの交換の約束をし、約15分間のラバスタDXQSOは終了しました。
ちなみに、RSTは相手局599-自局559でした。
無線機は往年のFT-767/100Wをお使いだそうです。(相手が日本製を使用し、私がアメリカ製を使用しているという、なんとも微妙な感じです)
アンテナは80mダイポールとのこと(3.5MHzのダイポールに10MHzを乗せている?)。
また、気温は10度だそうで、京都は37度、地球を感じる一瞬でした。
そして、この交信で私のラバスタQSOがDXに通用する(させて貰っている?)のが、体験できました。
「599BK」のショートQSOとは違い、異国のOMが電鍵を叩いている姿を想像してのQSOは、味わい深いものが有ります。
10MHz帯と言えば国内交信はCQにJCC/JCGコードを付してのショートQSOが主流ですが、JCC/JCGコードを付さずCQを出して見ると、思いも寄らぬ所からコールバックが有るものですね。
またまた、長文になってしましました。
お付き合いありがとうございました。
GL FB DX 73 DE JH3OQP/QRP
(八木とアクティブが文字化けしていますが・・・)
初めての書き込み感謝します。
今月のCQ誌はモールス通信特集でしたね。
まだ相手のコールがやっととれる位ですが、楽しめたらいいなと思っています。
DE JM3DUR