JF3YWXの皆様、こんにちは、JH3OQP/西田です。
去る、2011年12月11日(日)18時23分(日本時間) 念願の8J1RL南極昭和基地と交信ができましたので、ご報告します。
この日は、17時頃から7MHzと10MHzをCW QRPpで各10分間CQを出すも応答無く、ダラダラと無線機に向かっていました。
17時30分頃、DX SCAPEを覗くと8J1RLが18.070MHzでQRVとの書き込みが有り、早速、指定の周波数をワッチするも全く聞こえず、聞こえるのは8J1RLを呼ぶ数局のJAのコールだけでした。
仕方なく、10MHzに戻りワッチしたりCQを出したりを繰り返していました。
18時前、再度18.070HMzに周波数を合わせると、微かに8J1RLの符号が聞こえます。
しかも少しずつですが信号が強くなってきます。
リグのSメーターこそ振れていませんが、コピーできる状態にまでなってきています。(これがCWの了解度の良いところです)
途端にJAからのドッグパイルアップです。
8J1RLオペレーターJG3PLH近藤OMはスムーズにパイルを捌いています。さすがです。
辛抱強くパイルが治まるのを待ちます。
すると一瞬隙間ができました。
すかさずワンコール。 1KHzUPですが、さらに100Hz高い目で送信します。
8J1RLより「?」の符号が返ってきました。
もう一度、ワンコール。また、「?」の符号が返ってきます。極僅かに届いているのか?
今度は3度コールサインを繰り返します。
すると、私のコールサインと599が返ってきました。
こちらから559を返します。耳Sです。
これで8J1RLとの数十秒間のQSOは終わりました。
後日、8J1RLのログを確認すると、No.13949にログインされていました。
私の今回の設備は、無線機はICOM IC-756 10W(100Wを出したかったのですがインターフェアーが出るとマズイので10W)、アンテナはクリエートデザイン 248S 短縮形ロータリーダイポール 約15m高です。
GPの下が248Sロータリーダイポールアンテナ
こんな設備でよく交信ができたものだと驚きです。
オペレーターのJG3PLH近藤OMに感謝、感謝です。
2012年1月までQRV予定とのことです。
未だ興奮冷めやらぬまま、投稿しました。
長文お付き合い、ありがとうございました。
Dec.23,2011